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2009年 01月 09日
図書館へ、
年末にネットで予約をしていた本が届いたと、
図書館からメールが届いていたので、自転車で図書館へ。
借りてきたのは、
「銀天公社の偽月」 椎名 誠 /新潮社
「サバイバル・ゲーム」 鳴海 章 /双葉社
「八ヶ岳石の血痕」 梓 林太郎 /トクマノベルズ
「北方領土奪還作戦5」 大石英司 /コンバットノベルズ
「冥氷海域」 大石英司 /ノンノベル

お外が寒いと出不精になる。
おもしろい本が手元にあれば、本を読む。
本を読んでいると、なぜか腹が減る。
読みながらもぐもぐ。
ますます腹が出てくる。

冬は太るわけだ。

by goldenmaple | 2009-01-09 23:36 | 今日の読書
2008年 12月 14日
「ナイト・ダンサー」   鳴海 章
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「ナイト・ダンサー」  鳴海 章
講談社 単行本 296P 1991年 ISBN4-06-205578-3 ¥1,200

著者が得意とする航空サスペンスもの。第37回江戸川乱歩賞受賞作。
ジュラルミンを浸食する「細菌兵器」、その細菌に油圧パイプを侵され、日本へ引き返す民間航空機のジャンボジェット。
アメリカ大統領の命令によって、ジャンボを撃墜すべく米軍戦闘機がミサイルを放つ。
自衛隊機の助けで危機を脱したジャンボ。
しかし、コードネーム「ナイト・ダンサー」と名付けられた工作員が操縦するイーグルが再び襲いかかる。
と、テンポ良くストーリーが展開していく。豊富な航空機の知識がメカ好きにはたまらない。
かなり都合の良すぎる設定が少し目につきすぎるけど、スリリングな展開は引き込ませる。

by goldenmaple | 2008-12-14 12:32 | 今日の読書
2008年 12月 03日
「鹹湖 彼女が殺された街」 鳴海 章
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「鹹湖 彼女が殺された街」 著者:鳴海 章
集英社 1998年 382P
ISBN4-08-775246-1

1997年の東電OL殺人事件をモチーフにした作品。
一人のOLが殺された。被害者の女は有名私大を出て、大手銀行の総合職につとめていたが、夜はホテトル嬢としての顔も持っていた。マスコミがこぞってセンセーショナルに取り上げる中、新聞記者の上沢は何か素直に飲み下せないものを感じていた。
被害者と同じ年頃、同じ地方出身者で東京という土地で擦り切れた心。なぜ、被害者の女は殺されたのか。なぜ、ホテトル嬢として春を売っていたのか?
淡々とストーリーが進む中で、誰もが心の奥に持つ奈落と孤独が身にしみる作品。
「鹹湖」って言葉を知らず、調べてみたら「塩水湖」のことだった。

by goldenmaple | 2008-12-03 22:17 | 今日の読書
2008年 11月 21日
「痩蛙(やせがえる)」 鳴海 章
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「痩蛙(やせがえる)」 鳴海 章
単行本: 353ページ 出版社: 角川書店 2002年
SBN-10: 4048733613 ISBN-13: 978-4048733618

4回戦ボーイのボクサー・谷尾幸次は、広告代理店の営業マンの傍らボクシングを続けてきた。3度目のリングで本物のパンチを知り、自分のボクシングに見切りをつける。会社でも不況の中、仕事の業績が上がらずに喘いでいた。少ない給料でローンに追われ、女とデートするのにもカードに頼る生活を送っていた。仕事がうまくいかない幸次は、社長と喧嘩して会社を辞めることになる。全てを失った後、バーの女、チエ子に元気づけられ再びボクシングを始める。30歳を過ぎてからの再挑戦だ。
美人でもなく、年増でバツ一のチエ子だが、九州女のタフさと優しさで幸次を包み込み、いつしか彼にとって戦う勇気の「糧」になっていくが、アパートの火事で命を落とす。
泣ける小説。

by goldenmaple | 2008-11-21 21:16 | 今日の読書
2008年 11月 15日
Dロック /鳴海 章
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「Dロック」 著者:鳴海 章 473ページ
出版社: 小学館  1997年9月
ISBN-10: 409379121X ISBN-13: 978-4093791212

21世紀に向けアメリカの航空機メーカーが開発したジャンボジェットを「新日本航空」がお披露目として、政財界のVIPを乗せ、羽田ー千歳間を飛ばす。新型機は「デジタル・ラビリンス」と名付けられたコンピュータシステムによって、完全自動操縦が可能であったが、飛行中に突然全てのモニタ画面がブラックアウトする。「Dロック」と呼ばれる原因不明のトラブルに見舞われた新型機をいかに千歳へ無事着陸させるか…。

by goldenmaple | 2008-11-15 02:04 | 今日の読書
2008年 11月 03日
夏日
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「夏日」
著者:鳴海 章  光文社 2002年7月
ISBN-10: 4334923607 ISBN-13: 978-4334923600

軍事小説で有名な鳴海章だけど、何冊か私小説的な作品も書いている。この「夏日」もそうで、北海道から東京の大学(日大)へ出てきた青年の「野月」が主人公。鳴海の別の作品「1979」と同じように、僕が大学へ通っていた頃とちょうど重なってきて、当時の若者の毎日や世の中が思い出されて、せつない。大学へはめったに顔出さず、金もない。地方の大学だった僕と、地方から上京して来た野月とは、日々の生活の重さは当然違うが、はっきりとした目標もなく、だらだらと毎日を無為に過ごしていったのは同じ。
装丁のオレンジに近い黄色が、動くことさえ億劫になりそうな、夏日の午後をイメージさせて、四半世紀以上前の己を思い出せてくれる。

by goldenmaple | 2008-11-03 21:04 | 今日の読書