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2012年 09月 29日
東北ツーリング 5日目・9月29日(金)
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9月25日に大学を出てきてから、今日で5日目。いよいよ今日は最終日となった。
今日は青森県西津軽郡深浦町の椿山から
東北新幹線の発着駅、「新青森」までの100kmちょっと。
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昨日までの良い天気は、台風の影響か今日は曇り空。
天気予報では曇り時々雨。
夕方まではどうにか持ちそうな気配もする。
8時前に宿を出て101号線をメインにできるだけ海沿いコースを走る。
日本海も北へ上がってくると随分と視界は開けてきて
水平線の「丸み」が見て取れる。
丸い地球の水平線に〜と歌いながら走る。
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「五能線」が101号線よりも海側を平行して走っている。
本数が少ないからほとんど電車を見ることはできないけれど
乗ってみたくなる電車だ。

奇岩群の「千畳敷」を越えると、101号線は進む方向を
北から次第に東へと傾ける。
1時間弱で「鰺ヶ沢」。
鰺ヶ沢からは内陸部に向かって進む。
道の駅「もりた」で昼食。
林檎ジュースがうまい。
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この方角から見上げる「岩木山」は頭がとんがっていて格好いい。
今日はその頭に雲を載せていた。


101号線は五所川原市へ向かうのだけど
国道ばかり走っていても気疲れするので
県道に折れ鶴に縁のある「鶴田町」へ向かう。

次第に林檎の果樹園が景色の中に増えてくる。
まだ陽にあたる量が足りないのか色づきは今ひとつだけど
むっちりと重量感のある実がたわわになる様を見ると
それだけでちょっと豊かな気持ちになってくる。

自転車のツーリングだと、途中でいい温泉を見つけても
一風呂浴びるというのはなかなか難しい。
その後でペダルを踏めば、また汗を流すことになるからだ。
だからゴール間近でなければ立ち寄ることはできない。
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新青森駅まで残り8kmほどの所
「鶴ヶ坂」にひなびた温泉「たらポッキ」がある。
この不思議な名前は隣にある「三幸食品」のおつまみ商品である
「たらポッキ」(チーズたら)から由来している。
三幸食品が工場用にボーリングしたら
熱いお湯がわき出たということらしい。
お湯はしょっぱいナトリュウム塩泉。
ほとんどが地元のおじさん、おばさんで
のんびりつかるには最適のお湯だった。
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16時に新青森駅に到着。
予定している東京行きの新幹線は17時33分発なので
時間はたっぷりある。のんびりと自転車をばらす。
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マウントしていたGarminのGPSの記録では積算距離は468kmとなっていた。
真面目に頑張ると三泊四日で走れるのかもしれない。
まぁ、おじさんにはこんなペースがちょうどいい。
17時33分、輪行バッグに自転車を入れ、ビールと駅弁を買って乗り込んだ。

仙台から仙山線に乗り換え山形駅に20時58分着。
帰りはわずか4時間弱。新幹線は速い。
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駅を出て再び自転車を組み立て大学前の坂道で
最後の汗を流す。
ここまで怪我もなく、たいしたトラブルもなく
無事帰ってこれたことを感謝して自転車を降りる。
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by goldenmaple | 2012-09-29 23:52 | サイクリング
2012年 09月 28日
東北ツーリング 4日目・9月28日(金)その2
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今日の宿に14時には着いてしまった。
チェックインにはまだまだ時間がある。
それで数キロ先の黄金崎にある「不老不死温泉」へ行くことにした。
今日の宿の「ウェスパ椿山」も温泉があるけれど
なんと言っても「不老不死」だ。
一風呂浴びない手はない。
この温泉の売りは波打ち際にある混浴露天風呂だ。
波が高ければ温泉に浸かりながら波をかぶりそうな風呂だ。
しかも露天風呂の前に「混浴」まで付いてくる。
内風呂で体を洗ってからというルールに従ってまずは汗を洗い流す。
その間にも露天風呂へと続く通路を若い女性たちが歩いていく。
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頭の中には若い女の子がびっしり詰まった露天風呂の風景が拡がる。
そんな中におじさんは何気ない顔で入っていけるのか?
目のやり場に困ってはしまわないのか?
湯船から出られないような肉体の変化が生じたらどうするのか?
いろいろな妄想が拡がっていく。

ドキドキしながら露天風呂へと歩いていくと
「混浴」という表示の隣になぜか、「女湯」とある。


えっ?

一瞬、理解できずに立ち止まる。
男湯も女湯もないから、「混浴」なのではないか?
「混浴」と「女湯」は同列に並ぶ言葉なのか?
いったい何を根拠に「混浴」と言い張るのか?

おじさんは、ふーっとため息を吐く。
案の定、「混浴」の表示がある方を覗いたら、誰一人居なかった。

露天風呂へ向かって行ったたくさんの若い女の子は
一人残らず「女湯」へお入りになったようだ。

おじさんはがっかりしながら、同時にほっと安堵もして
一人静かにお湯に沈んだ。
風呂上がりに休息所で横になって、目をつぶっていたら
いつの間にか眠ってしまったらしく17時。
再び戻って宿にチェックインする。
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おじさんの一人旅には全然似合わない
かわいい造りのコテージだった。

おじさんの寂しさが、また一層つのる。
明日は鰺ヶ沢を経由して再び内陸部へ。
新青森駅までのおよそ100km。
17時過ぎには東北新幹線の人となる。

4泊5日で走り抜けた東北ツーリングが
帰りはわずか4時間の電車の旅となる。
ともかく僕の夏休みはこれで終了だ。
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空が青くて高い。
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by goldenmaple | 2012-09-28 23:59 | サイクリング
2012年 09月 28日
東北ツーリング 4日目・9月28日(金)その1
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25日からスタートした「東北ツーリング」も4日目となった。
いい大人が仕事もしないでと言われそうだけど、しょうがない。
やれる時にやっとかないと。
50歳を過ぎてからいろんな事に対して、そう思うようになった。
いつあの世から「おいで…」と言われるかわからないのだ。

8時前に手作り感満載の民宿での朝食を終えて出発。
今日のコースこそ、ずっと憧れていた秋田から青森へ抜ける
日本海コースなのだ。
能代を過ぎると青森県と接している「八峰町」に入る。
道は内陸部へ向かう国道7号から海沿いを走る
「能代街道(101号)」に変わる。
天気予報では「晴れ後曇り」と出ていたけれど
走るにつれ、空の青はどんどん拡がっていった。
日本列島を時計回りで走れば、左側通行の自転車は
ずっと海側を走ることができる。
多少のアップダウンなど全く気にならないほどに
テンションが上がってくる。
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時折、「ひょーっ」とか「うひゃー」などの奇声を上げて走る。
ただただ風を受けて、いい景色の中を走るだけのことに
アドレナリンが吹きまくる。
「能代街道」は東八森で「大間越街道」に変わる。
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海辺の集落が箱庭のように見える。
101号線は時にバイパスのように標高を上げて
集落を避けるように走るけれど
GPSを参考にできるだけ海辺に沿って走る。
くねくねと蛇行する昔ながらの道を走っていると
ふと時が止まってしまったような気がしてくる。
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道の駅「はちもり」で休憩。
ここを過ぎると青森県だ。
今日の宿は当初の計画では100km先の鰺ヶ沢に取る予定だった。
でも、前日になっての予約では空きが見つからず
どうにか予約が取れた深浦町までの60kmちょっとに変更した。
したがって、今日は今までの行程の中でも一番、距離が短い。
のんびり、いろんな所に道草を食っても時間的な余裕がある。
白神岳登山口を過ぎると途中、「十二湖」の標識。
火山活動でせき止められて出来上がった
湖が大小併せて十二あるらしい。
101号から折れ、150mほど昇ると湖が見えてくる。
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全ての湖を廻る元気はなく、最初の湖を見て引き返す。
まだお昼頃だけど、あと2時間もしないうちに今日のゴールだ。

< その2へ続く >
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by goldenmaple | 2012-09-28 23:46 | サイクリング