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2013年 06月 03日
ツール・ド・さくらんぼ2013。寒河江の人は暖かい。その2
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月山湖の第三エイドを出発して、次に向かうのは大井沢の伝承館。
ここが78km地点の第四エイド「大井沢エイド」。
普段は通れない管理用道路がコースになっている。
車も通らない気持ちのいい道だけど、ところどころにやっぱり「登り坂」(笑)。

「大井沢エイド」ではバナナ、スポーツドリンク、ドライフルーツなどを頂く。
だんだん疲れが溜まってきたようで、つい腰を下ろす場所を探している自分が情けない。
あんまり休んでいると動くのがいやになりそうで、10分ほどして次に向けて走り出す。

第五エイドの「柳川エイド」へ至る途中には「大頭森山」がひかえている。
寒河江川と分かれて根子沢沿いに道は登っていく。
この辺りは数年前までフライフィッシングで良くお世話になった沢だ。
再びただならぬ量の汗と鼻水(なぜか出てくる)を垂らしながら
どうにか大井沢トンネルに辿り着いた。
ここで地獄の登りは終了。
トンネルの中はひんやりして風が気持ちいい。
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大井沢トンネルを抜けると今度は急斜面の下りが待っている。
葉山からの下りよりも道幅が狭く、対向車も時折登ってくるので怖い。
いつでもコントロールできる範囲のスピードになるように気をつける。
体よりも気持ちの方が疲れてきた頃に第五エイドの「柳川エイド」(93km)に到着。
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ここでは「柳川温泉」で作った温泉卵
(ボランティアのおじちゃんはパワーエッグ!と言っていた)をご馳走になった。
他にラ・フランスのゼリーやチョコレートなど。
時間的に3時のおやつの時間なので、甘いお菓子がメイン。
優しい心遣いを感じてうれしくなる。
さぁ、これから先は下りがメイン。
頑張って行こう。
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第六エイドは「朝日ワイン城」(112km)。
ここが最後のエイドとなる。
ここはワインセラーだけにブドウジュースで出迎えてくれる。
バナナや地元名産の「凍み餅」も。
芝生に寝転んでしばし休憩。
もう長かったコースも残り11km。
制限時間までには1時間残っているから、ゆっくり走っても完走できそうだ。
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残り11kmはゆっくり走った。
沿道の応援にもだんだん手を振って応えられるようになってきた。
最小はかなり恥ずかしく、頭をぺこりと下げるだけで済ませていた。
それにしても交差点や曲がり角に配置されたボランティアの人数は相当なものだ。
みんなが暖かい声援を送ってくれる。
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16時半に再び「最上川ふるさと総合公園」に戻ってきた。
朝、9時過ぎにスタートしてから7時間半。
サイクルメーターでは6時間半の走行時間。
ゴールした時のみんなの暖かな出迎えには、ちょっと感動してしまった。
尻は痛いし、ふくらはぎはぱんぱんに張ってしまっているけれど
怪我もせず無事、帰ってこれてなによりだった。
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ゴール後、参加賞と完走賞をもらっていたら、声をかけられた。
なんと日頃、そのパワフルぶりに憧れ、勝手に「師匠」呼ばわりさせてもらっている
「かさね師匠」が妹さん(こっちは大学の教え子)と一緒に居たのだ。
知らなかったが、師匠には早くも30km手前の葉山の登りで抜かれていたらしい。
一番、情けない状態で抜かれていたことになる。
まぁ、これからも修行を積んで師匠に恥ずかしくない弟子にならねばと思う。
でも、師匠は弟子よりも30歳以上若いので、永久に師匠は前を進んでいく…。
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ゲスト参加していた安田大サーカスの安田団長がTV局のインタビューを受けていた。
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参加賞に佐藤錦のパックと卯月製麺の「冷たい肉そば2人前」。
完走賞として「ツール・ド・さくらんぼ2013」のロゴが入ったフェイスタオルを貰う。
500人のサイクリストが参加した「ツール・ド・さくらんぼ2013」はいい大会だった。
何よりもボランティアの暖かいもてなし、沿道の人の応援の暖かさが伝わってきた。
来年も続いていってもらえたらうれしい。

その前にもっと体を鍛えるべきだな。
しみじみ思いながら温泉へ向かうのだった。

●本日の走行距離: 123km

by goldenmaple | 2013-06-03 18:45 | サイクリング


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