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2010年 12月 18日
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1
8時過ぎにホテルで朝食を食べた後
大学の韓国事務所へ送ってもらう。
今日のソウルは晴天。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_11485858.jpg

10時前から面接スタート。
思った以上にいい感じの学生で好印象だ。
来た甲斐があったというもの。
他学科志望の学生の面接も済ませ、
12時半には仕事の終了。
羽田行きのANA便は20時過ぎなので
18時半頃までは自由時間だ。

10分ほど歩いて地下鉄3号線のApgujeong駅へ。
昨日買った「T Money」カードに新たに10,000(700円)ウォンほどチャージする。
地下鉄の料金は大体1,000〜1,400(72〜100円)ほどで距離制の料金になっている。
食品なんかはほとんど変わらないか、ほんの少し安い程度だけど
交通機関はかなり安い感じだ。
途中、4号線に乗り換え「会賢(Hoehyeon)」駅で下車。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1150821.jpg

駅を出るとすぐに「南大門市場」だ。
小さな店が密集していたり、屋台が出ていたり
道が人で埋まっていたり、どことなく上野のアメ横に感じが似ている。

アウトドアショップを何件か見て回ったが
値段はそれほど安くはなく(特に輸入品)、見るだけで終わる。
衣料品の店がものすごく多い。
ぐるぐる1時間ほど目的もなく歩いて廻る。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1151658.jpg
クラッシックな建物の隣に近代的なビルが立ち並ぶ。
「明洞」には特に用事もないけれど、話のタネに行ってみる。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1149389.jpg

ソウルの銀座と言われるけれど、渋谷の街に近いか。
昼ご飯を食べたかったが、どこも結構込んでいるので止めにする。
ちょっとした店は看板にも日本語が併記されている。
ぶらぶらしていても日本語で呼び込みが話しかけてくる。

時計を見るとまだ3時だ。
明洞の先、「三角地(Samgakji)駅近くにある
「The War Memorial of Korea(戦争記念館)」へ行くことにした。
韓国国防省の前にある巨大な展示施設だ。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1158230.jpg
入り口から大きな像(兄弟の像)と建物が見えてくる。
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屋外には各種の実物軍用車両や戦闘機、輸送機が展示されている。
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アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1204129.jpg
高射砲など見ていると、予想以上に「鉄のかたまり」だった。
使われている防弾壁の鉄板は5㎜近くある。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1212692.jpg
正面入り口に立つ巨大なモニュメント。
銃弾のシルエットが真っ二つに裂けた形。
周りを兵士達の像が取り囲んでいる。

屋外展示で圧巻は沈没した哨戒艇の展示。
アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_1224468.jpg
2002年6月29日午前9時54分、
黄海延坪島付近で発生した朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)と
大韓民国(韓国)の艦艇による銃撃戦で沈没したものを引き上げ展示している。
第2延坪海戦と呼ばれるものらしい。
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アメ横(南大門市場)から戦争記念館へ。 | その1_d0067378_124936.jpg
船体横に赤くマーキングしてある部分が北朝鮮警備艇から銃撃を受けた部分。
哨戒艇の鉄板はやはり5㎜ぐらいあるが、完全に機銃弾が貫通している。
この交戦で韓国海軍側には死亡6名、負傷者18名が出ている。
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艦橋の内部もかなりの銃弾が貫通しており、攻撃のすさまじさが伝わってくる。
厚い鉄板が裂けているのを見ると、やはり恐怖だ。

日本に居ると戦争はイメージでしか知らない
遠い過去や土地のことだけれど
山形と同じ時間でやって来れるところにこんな現実はある。
まだ8年前のことだ。

「戦争記念館」の屋外展示を見るだけで1時間が経ってしまった。
いよいよ記念館の中へ入る。

by goldenmaple | 2010-12-18 23:30 | 日々の生活


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