2010年 11月 04日
山形は冬間近
3日の文化の日は「芋煮の日」でもあった。

大学の4年生が主催してくれた「芋煮パーティ」があった。
山形市内を流れる馬見ヶ崎の河川敷だ。
山形で芋煮といえば、もっともポピュラーな秋の行楽で
9月に入ると大きな川の河川敷では
そこかしこで、芋煮の鍋を囲んでいるのだ。
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スーパーでは「芋煮セット」と名付けて
大きな鍋とかまど、お玉など、調理に必要な器具を
無料で貸し出している。

芋煮には庄内地方の「味噌味で豚肉」と
置賜地方の「しょうゆで牛肉」の2タイプがある。
近隣の県では宮城地方は庄内と同じ「味噌味で豚肉」派だ。
今回も両地域出身者が居るということで
「味噌味豚肉」VS「醤油味牛肉」の味比べになっていた。

具材は上に書いたような違いの他は
長ネギ、ごぼう、こんにゃく、まいたけ。
それからもちろん、芋煮だから「里芋」が入る。
庄内・宮城の「味噌味豚肉」派は
「醤油味牛肉」派から「あれは、と・ん・じ・る」とばかにされているが
まぁ、中身は豚汁と変わらないから反論は、むずかしい。
しかし、「醤油味牛肉」派も具材はすき焼きと変わらないから
おいしければ、無問題ってことか。

4年生、院生、教員と総勢38名によってたかって食われた芋煮は
あっという間に完売してしまった。
だって、集合して出来上がるまでに2時間近くかかって
そのころにはすっかり酔っぱらっていたし、腹ぺこだったからね。
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O先生が近くで「のびる」を摘んできて
納豆と一緒に刻んで、油揚げにクリームチーズと詰め込んだ一品を食す。
O先生はエディトリアル・デザインが専門だけど
野外料理の現場に出くわすと途端、「野草を食う男」に変身するのだ。

時折、小雨がぱらつくような生憎の天気だったから
大きな橋の下でやっていたので、遠くから見ると
ホームレスの「炊き出し」のようだった。
北風にあおられながら熱燗を飲み、芋煮をすすっていると
小さな幸せはどこにでもころがっているんだなぁという気持ちになる。

日曜日に自己推薦入試があるため
今週は東京に戻らず、山形生活が続く。
山形は次第に紅葉の朱から、色を無くしてモノトーンの世界へと
移り変わりつつある。
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by goldenmaple | 2010-11-04 23:33 | 山形便り


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