2010年 01月 11日
ごらんあれが竜飛岬、北のはずれと〜
先日もここに書いたように週末は東京に戻りませんでした。
土曜日の午前中、研究室で今日明日と何をしていようかと
思案していたら、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」が
頭の中で流れてきました。

北方面へは昨年、車にクロスバイクを積んで
秋田県の男鹿半島まで行ったのが、地に足をつけての「最北」記録。
「津軽海峡・冬景色」の歌詞に出てくる「竜飛岬(正しくは竜飛崎)」って
どんな感じだろうね…。
なにせ「北のはずれ」だし…。
この冬の真っ最中に竜飛崎の突端で
雪にまみれながら、霞んだ北海道を見たい…。
と、妄想がむらむらとわき上がってきたのですね。

で、行って来ました。
青森へ。
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午後1時、お弁当を買って車に乗ると山形道から東北道へ。
休日割引なので東北道終点の「青森東」まで行っても1000円。
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東北道に入ってから北上JCまでは雪もなく快適に飛ばして行きます。
途中「平泉」辺りで「北緯39度」を超えました。
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山形から北上JCまではおよそ180km。
この辺りからチラチラと雪が降ってきました。
さすが「北緯39度」。
冬は冬だからね、という強い意志を感じます。

ユーミンが「ロシア語みたい」と歌った「盛岡」を越え
左手に石川啄木が
「ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな」と歌った
「岩手山」が見えてきました。
実際には雲が低くかかって、「言ふことなし」とはいきませんでした。

岩手山を過ぎて安比高原にかかる辺りでいよいよ「北緯40度」越え。
ここを越えると「安代(あしろ)」JCで、
右に折れれば「八戸」へ向かう「八戸道」となります。
そのまま青森方面の東北道を北上します。

「十和田」を過ぎる辺りから雪はますます強くなり
陽が落ちた頃、「大鰐・弘前」ICで東北道を降りました。
国道7号線を走って弘前市街を抜け道の駅「なみおか」で休憩。
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まだ6時過ぎだというのに、道の駅は閑散としていて
すべてが凍り付いたという感じです。
枯れ木に雪の花が咲いていました。

ここからは「浪岡・五所川原道路」で五所川原市へ。
外気温は-3℃。
7時半、五所川原市到着。
ここで晩ご飯を食べ、銭湯へ。
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「磯の湯温泉」。
入浴料300円なり。
受付のおばちゃんの言葉が青森なまりで、
う〜ん、来たぞ青森って感じです。
体が温まって、最後の詰め、
「竜飛崎」目指して北上を続けます。

五所川原がちょうど津軽半島の付け根あたりにあるので
この先は津軽半島を進む感じになります。
竜飛崎までは64km。
路面はつるつるの凍結状態。
スケートリンクのようです。

太宰治の故郷「金木」辺りからは
行き交う車のほとんどなくなり
路面の雪は圧雪から新雪が5cmほど
積もった状態になってきました。

ずっと時速40kmくらいで走って
「十三湖」に到着。
この辺りで「北緯41度」。
出発地の山形市が「北緯38度13分」なので
2度47分、北上したことになります。
十三湖から竜飛崎までは残り32km。

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が、降り続く雪が道路に積もって
足腰が軟弱な車じゃ、ちょっと不安になってきました。
竜飛崎へ辿り着くには標高差で400mほど登り切る必要があります。

しばし思案。
引き返すことにして、目的地を青森港に変更しました。
※後で調べてわかりましたが、
津軽半島の西側を走る339号線は途中で冬季閉鎖のようです。
(小泊から先の「竜泊ライン」)
つまり、いずれにせよ引き返してくる必要があったというわけです。
この季節、竜飛崎へ辿り着くには東側ルート(280号線)を行く必要があります。
青森市内から約2時間ということ。
途中、金木町で太宰治の記念館「斜陽館」をパチリ。
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再び五所川原市へ戻り、7号線から青森市内へ。
青森港の埠頭で車中泊です。
外気温は相変わらずの零下ですが、
ぬくぬくシュラフで、カップ酒をひっかけて熟睡。

翌朝6時過ぎ。
ゴーッという音で目覚めました。
雪に埋まった埠頭を除雪車が除雪中でした。
車は夜中降った雪ですっかり埋まっています。
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一晩で30cmは積もったようです。

埠頭へは雪を満載したダンプや軽トラがひっきりなしに来て
海へ雪をどぷん、どぷんと捨てていきます。
100m先も見えない天気で
「ごらん、あれが竜飛岬と…」
指さし教えてくれる見知らぬ人も居らず
降りしきる雪の中、車の除雪をして青森市内へ。

弘前市と比べると青森市内の雪は格段に多いようです。
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弘前市で朝食を食べ、一路山形へ。

北上JCから秋田自動車道へ入ります。
横手を経由して雄勝こまちICで13号線へ。
あとはひたすら13号線を走る。
途中、東根温泉の公衆浴場「オオタ湯」に寄って
暖まります。お一人350円。
8時前に山形着。

●今回の走行距離 約950km
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by goldenmaple | 2010-01-11 11:43 | 山形便り


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